大坊珈琲

南青山の「大坊珈琲店」は、ビルの取り壊しの際に惜しまれつつ閉店。
もう大坊さんの淹れる珈琲を飲むことは出来ないのだと思っていたが、、
昨年の冬に、六甲のモリスさんの「一日大坊珈琲店」に行くことが出来た。
大坊さんの珈琲に向き合う真摯な姿に瞬きも忘れるくらい見入ってしまって、いつまでも見ていたいくらいだった。
「苦いけれど、甘い。。濃いけれど、軽い。。こう相反するものが、1つの中にあるものを、ね、。」静かに穏やかに丁寧に大坊さんはそう言った。珈琲だけではなく、人に対してもいちいち真摯に向き合って下さる。
私はきっとこの場に来たかったであろうひよこさんにと、大坊さんにサインをお願いした。
私の差し出したボールペンではなく、すっとご自分の万年筆を取り出して、書いて下さった「大坊勝次」美しく丁寧な文字。
その後ペンが止まってしばらく何を書こうかと考えておられたのだが、「余計なことは書かない方がいいね」とおっしゃったので、私は間髪入れず「余計なこと書いて下さい!」とにっこり笑って言った。
またしばらく考えてから、大坊さんはひよこさんに応援の言葉を書いて下さった。
大坊さんの淹れる珈琲を飲もうとたくさんの人が並んで待っている中で、そんな風に丁寧に穏やかに大坊さんは私のお願いを聞いて下さった。
今思い出しても、大坊さんは今の私にひつような大切なことを伝えていただいた気がする。
今度ippo plusで、大坊さんにまた会える。
大坊さんの淹れる珈琲と大坊さんの珈琲に向う姿や想いから私は何を感じ取れるのだろう。
クリアな心でその場に向かおう。
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by cafe_mone | 2017-02-15 22:28 | 想い | Comments(0)